
りんごを使ったお菓子、タルトタタンです。
タルトタタンにはいろいろな作り方があって、型に生のりんごを敷き詰めて生地を載せて焼くだけという至極簡単な作り方があります。
当レシピでは「①煮りんごを作って②生地を作って③カラメルを作って④焼く」という方法を紹介します。簡単な作り方に比べると圧倒的に手順が多く時間も掛かります。
ですが、このタルトタタンは絶品であります。
ごろごろと大きなりんごは柔らかでありながらしっかりとした食感があり、別に作るカラメルは火の入れ具合を調節することで甘さを調節できます。
土台の生地はザックザクで、トロトロ柔らかいりんごと相性が抜群。
カラメルのほろ苦い味とシックな色合いも綺麗です。
文章ではこのおいしさを全部伝えきれないのが残念。
実はこのレシピ、僕が以前から作っているタルトタタンとは別物なんです。
生地の分量を間違えてしまい、クランブル生地になってしまいました。
とりあえず作ってみたところ、ザクザクの生地が非常においしかったのです。
(本来のレシピでも生地も粉の量がかなり多く、ザクザクの生地でした)

タルトタタンは失敗から生まれたお菓子(詳しくはネットで調べてね)。
お菓子作り初心者のあなたでも、失敗を恐れずに作ってみましょう。きっとおいしいタルトタタンが出来ますよ!

材料(18cmマンケ型2台分)
| [煮りんご用] | |
| りんご | 6個(正味1200g) |
| グラニュー糖 | 120g |
| 水 | 大さじ3 |
| [カラメル用] | |
| グラニュー糖 | 大さじ5 |
| 水 | 大さじ5 |
| [生地用] | |
| 薄力粉 | 250g |
| グラニュー糖 | 大さじ2 |
| バター | 60g |
| 全卵 | 1個 |
作り方
1煮りんごを作るりんごは6つ切りにして皮を剥く。
鍋にグラニュー糖と水([煮りんご用]のもの)を混ぜずに加えて中火にかける。全体が茶色くなってきたらりんごを入れ、中弱火で1時間ほど汁気がなくなるまで煮る。りんごを煮ている間、2の生地を作る。


2クランブル生地を作る
バターを包丁でみじん切りにする。ボウルに薄力粉とグラニュー糖を混ぜ合わせ、みじん切りにしたバターをゴムベラで切るように混ぜる。溶いた全卵を加え同様に混ぜる。最後に手のひらで10~20回ほどこすり合わせ、ラップをして冷蔵庫で1時間冷やす。


POINT
バターをみじん切りにする時は薄力粉を少量まぶすとやりやすいです。また、溶け始めたら冷蔵庫で冷やしながらみじん切りにしてください。
クランブル生地なので出来上がりはボロボロとていますが大丈夫です。
バターをみじん切りにする時は薄力粉を少量まぶすとやりやすいです。また、溶け始めたら冷蔵庫で冷やしながらみじん切りにしてください。
クランブル生地なので出来上がりはボロボロとていますが大丈夫です。
3カラメルを作る
型にサラダ油(分量外)を薄く塗る。フライパンにグラニュー糖と水の半量([カラメル用]のもの)を混ぜずに加えて中火にかける。全体が焦げ茶色になってきたらフライパンをゆすって混ぜ、残りの水を加えて混ぜる。型にカラメルを流しいれて荒熱をとる。

POINT
水を加える前のカラメルの火の入れ具合によって味が変わります。ほろ苦い味おいしいタルトタタンにするためにしっかりと焦がし気味のカラメルを作りましょう。
水を加える前のカラメルの火の入れ具合によって味が変わります。ほろ苦い味おいしいタルトタタンにするためにしっかりと焦がし気味のカラメルを作りましょう。
4焼く
型に煮りんごを放射状になるように詰める。その上にクランブル生地を乗せ、手のひらでギュッと押さえる。210度に予熱したオーブンで30分~40分、クランブル生地に焼き目が付くまで焼く。
POINT
硬くて大きいりんごから先に詰め、隙間に小さかったり煮崩れたりんごを詰めるときれいな見栄えになります。
硬くて大きいりんごから先に詰め、隙間に小さかったり煮崩れたりんごを詰めるときれいな見栄えになります。
5型から取り出す
オーブンから取り出して熱い内に、生地の上に皿を被せ、ひっくり返してから型を取り外す。

評価
カンタン度★★☆☆☆
オイシイ度
★★★★★
オススメ度
★★★★★

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